校長あいさつ
本校は,岡山県の北西部備北の名山大佐山を西に仰ぐ丘陵にあります。
平成17年度に大井野小・淳和小,平成18年度に布瀬小、平成27年度に田治部小と統合し,南北に長く大きな学区になっています。
学校周辺は弥生中期より開け,数々の古墳跡を残すが,寛文4年,水谷氏が知行の際,構えた陣屋門は,氏が代々菩提寺とした円通寺山門として現存,また幕末の著名な陽明学者,山田方谷ゆかりの「方谷庵」「方谷園」と共に旧大佐町重要文化財となっています。
学区の主な基幹産業は,水稲・木材・酪農を中心とした農林業ですが,ピオーネ・餅米・黒大豆栽培等にも取り組み,産地化に努めています。
また,近年大佐山山頂や山腹に広がる大日高原に,「星空の館」,「オートキャンプ場」,全国有数の「パラグライダー基地」,「ケイマンゴルフ場」等,人との交流や自然を満喫できる施設が整備されて脚光を浴びています。
また「風の町」「源流の町」としての地域おこしもさかんです。
若年層の都市部への流出や少子化に伴い,地域住民の高齢化が進み,児童数も減少の一途をたどっていますが,学区民の学校に寄せる期待は大きく,学校への協力体制も整っています。
また,愛童会(PTA)の活動も活発で,学校教育に対しては全面的な支援を借しみません。
本校の子ども達は,素直で明るく,何事にも一生懸命取り組むことができます。学校教育目標である『豊かな心と,自ら学び自ら考える力をもち,たくましく生きる子どもの育成』の実現に向け,教職員一同,保護者・地域の皆様方と力を合わせて邁進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
新見市立刑部小学校長